私はマンモグラフィで乳がんが早期発見されたことで、メンタル面が１番辛かったように思います。
周りに同じような病気の人がいなかったので、とにかく不安が大きくなるばかりで、誰も分かってくれないと自分の殻に閉じ籠るようになりました。
病院の先生や看護師さんは、病気についても具体的な説明をして優しく接して下さって、病院にいる時は安心もできましたが、自宅や公共の場にいる時は落ち着ける時間が少なかったように思います。
とにかく周りの人でも、ネット等でも同じ病気の人と繋がり、辛い思いを分かち合うことで解決できたように思います。
違った病気の方でも、心の持ち方などはきっと分かち合うこともできるのだと思いますが、やはり同じ病気の人の考え方や意見は一緒に治すんだという大きな力になっていたのだと思います。
そういった同じ境遇の方たちとお話することが、自宅や公共の場にいても落ち着くことのできる心の拠り所になるのかな、と感じています。
全く同じではなくても、きっと同じ病気であったり同じ心境の方はどこかに必ずいると思います。その人たちとの繋がりを大切にすることが、病気を治す１歩に繋がると思うので、もし病気によって孤独を感じている方がいたらそういった同じ境遇の方を探してみられることをお勧めします。